その日にあった良いことを3つ書き出しましょう。 Three Good Thingsのすすめ。
「今日も残業つづきでくたくた」
「イライラやモヤモヤが頭の中で
グルグルする」
「寝る前まで仕事のことを考えてしまい、
全然やすまらない」
でもカウンセリングにかかるほどでもないし、
お金を書けずに簡単に解決したい。
そんなあなたに1日たった5分ノートに書くだけで
気持ちがすっきり。
「Three Good Things」をご紹介します。
Three Good Thingsってなに?
その日にあった「良いこと」を3つ書き出すという、
とてもシンプルなポジティブ心理学の実践法です。
考案者は
アメリカの心理学者
マーティン・セリグマン(Martin Seligman)博士
→「ポジティブ心理学の父」として有名な人物です。
この手法は、彼の研究チームによって提唱されました。
Three Good Thingsのやり方

・毎晩寝る前に「その日によかったこと」を3つ書き出す
・なぜそれが良かったのか、自分の感じたことも書く
書くことはこんな感じ。
- 友達からLINEが来てうれしかった
→つながりを感じた - コーヒーをゆっくり飲めた
→ひと息つけて満足 - 朝ちゃんと起きられた
→自分をちょっと褒めたい
「これくらいでいいの?」と思うかもしれませんが、
むしろ“これくらい”がいいんです。
うまく書こうとしなくて大丈夫。
ネタも難しく考えなくて大丈夫。
小さな「良かったこと」を見つけて書くだけで、
あなたの心の中にあるモヤモヤが、
少しずつ外へ出ていきます。
Three Good thingsの効果
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①ポジティブ感情が上がり、ネガティブ感情・悲観性が少なくなる。
- 自分に起きた「良いこと」に意識を向けることで、
心配ごとやイライラが自然と減る - 日記を書く習慣がある人は、
落ち込みにくくなる - Three Good Thingsを1週間続けただけで、
その後6ヶ月間幸福度が上昇し、
抑うつ症状が軽減という研究結果がでている
②自己肯定感が上がる
- 他人と比較しなくても済むようになる
- 自分の良いところも、ダメなところも
「受け入れている」 - 成功してもしなくても
「自分には価値がある」と思える
③睡眠の質の改善
- 多くの人は寝る前に不安や心配事を考えがち
(いわゆる“反すう思考”) - Three Good Thingsで
「ポジティブなことに注意を向ける習慣」
をつけると、心が安心モードに切り替わり、
眠りやすくなるのです。 - 寝る前にThree Good Thingsを取り入れると
効果がある。
Three Good Thingsをやってみた感想
- 公式LINEの設定ができた
→ずっとやり方がわからなくて
困っていたけど、やっとできた - ラタトゥイユをつくった
→まとめ買いした野菜がいたむ前に
作れてよかった - 宅配便の受け取りに間に合った
→購入したPCが受け取りできて良かった
よかったことを3つ挙げることはしていたけれど、
「なんで良かったのか?」
理由も書き出すと、さらに満足感が得られることが
わかりました。
1の公式LINEの設定については人に聞かれて
2か月も放ったらかしにしていた。
面倒な手順はあったが、
説明とおりにやればなんともなかった。
「やっとできた」達成感があった。
2の自炊については、冷蔵庫の中にあったパプリカが
しわしわになっていたので、腐らさずにすんでよかった。
ついでにお野菜をとれて体調もよい。
3は指定された1分前くらいに帰宅したのだが、
受け取りが間に合ってよかった。
PCもキレイなメタリックブルー。
これから新しいPCで動画にも挑戦したい。
日々のストレスに埋もれて気づかなかった
「小さな良いこと」に目を向けられる。
・挑戦する気持ちや、前向きな感情が自然とわいてくる
・記録しておかないと、あっという間に忘れてしまう
大事な感覚を残せる
人は放っておくと、ついマイナスのことばかり
考えてしまいます。
だからこそ、「よかったこと」に目を向ける習慣が
大切なんです。
Three Good Thingsで毎日をもっと前向きに
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Three Good Thingsは寝る前がおすすめですが、
できる時間にやればOK。
大切なのは“続けること”です。
まずは1週間、Three Good Thingsを続けてみてください。
気持ちが整っていくのを、きっと実感できるはずです。
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